さる6月21日、22日の二日間にわたってDNA for ECRs (Doitsu-Nihon Academy for ECRs)のワークショップが京都大学にて開催されました。
これは、ドイツ学術交流会(DAAD)東京事務所と本学の学術研究展開センター(KURA)と欧州拠点が2021年から共催しているもので、7回目となる今回は”Expanding Your Reach: A Primer to Networking for Early Career Researchers”と題して実施されたものです。
参加者は今年も本学から8名、DAADの奨学生で日本に留学中の8名の計16名で、学部から修士や博士課程の学生までで構成され、専門分野もそれぞれ異なる多様で多才なメンバーでした。
講師でthe phd whisperer代表のIrina Filonova氏は研究者出身で、ご自身の豊富な経験談を散りばめながら、グループワークを中心にネットワーキングを行うためのコミュニケーションについて、学ぶ機会となりました。最初こそ少し緊張気味だった参加者もワークショップ開始とともに打ち解けて、課題を終えた後も話が尽きず、ネットワーキングの手法をすっかり身につけた様子でした。
そして、講師のご好意及び参加者の希望もあり、1ヶ月後にフォローアップの機会を設け、オンラインで再会することを約束しました。研修で学んだスキルが国際的に活躍できる多様なキャリアを志す彼らの日常にどのように活かされているのか、話を聞くのが楽しみです。
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