概要

欧州拠点からのご挨拶

京都大学がハイデルベルクにオフィスを置いて10年以上が経過しました。その間、欧州を巡る環境は大きく変化しました。そのことは、アカデミアにも少なからず影響を及ぼし、大学の役割が問われることも少なくありません。

 

そのような中、京都大学欧州拠点は本学の欧州における研究、教育及び国際貢献を支援する国際活動拠点として、掲げられたミッションをもとに活動しています。

 

京都と欧州に通底するのは豊かな歴史と創造的な革新。過去の様々な経験を踏まえ、それに裏付けされた価値観を共有し、持続可能な未来を共に描きながら、京都大学欧州拠点はこれからも京都と欧州、現在と未来、時空をつなぐ橋渡し役を務めていきます。

欧州拠点一同

 

 

 

欧州拠点 (ハイデルベルク)

京都大学欧州拠点(ハイデルベルク)は、欧州との学術交流を促進するため2014年5月にハイデルベルク大学内にに設置されました。

欧州拠点では、本学の欧州地域における戦略的国際共同研究の支援(研究活動の支援)、国際教育関係事業の支援(教育活動の支援)、国際ネットワーク形成基盤強化、および国際危機管理の4つのミッションを活動の軸としています。併せて日独6大学アライアンス(HeKKSaGOn)における日独交流の窓口を担っています。

拠点開設時は、産官学連携欧州事務所として既設の旧ロンドンオフィス(2009年2月設立)とハイデルベルクオフィスの2つを軸に活動を展開してきましたが、ロンドンオフィスの閉鎖に伴い、その機能の一部は欧州拠点(ハイデルベルク)及び大学本部に集約されています(詳細)。

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欧州拠点紹介動画

https://www.youtube.com/watch?v=3uPtgnDvQRg;feature=youtu.be

 

欧州拠点のミッション

1.戦略的国際共同研究の支援(研究活動の支援)

  • 国際的な研究プロジェクトの創発支援による国際共同研究の強化
  • 単独の大学では有し得ない国際学術ネットワークの枠組を活用した若手研究者交流の促進支援を含む国際的な研究活動の推進

2.国際教育関係事業の支援(教育活動の支援)

  • 優秀な留学生の獲得(リクルート活動)支援による、留学者数増加
  • 海外留学促進のための短期プログラム等支援による学生の海外派遣人数年間2000名への貢献
  • 大学院生の海外派遣など大学院教育のグローバル展開支援による中長期及び短期の海外留学者数の増加

3.国際ネットワーク形成基盤強化

  • 海外大学等との連携強化
  • 同窓会との連携強化

4.国際危機管理

  • 危機管理情報の収集
  • 現地での危機対応

 

日独6大学アライアンス(HeKKSaGOn)

HeKKSaGOn(ヘキサゴン)は、日本とドイツの主要6大学(ハイデルベルク大学(Heidelberg)、京都大学(Kyoto)、カールスルーエ工科大学(Karlsruhe)、東北大学(Tohoku [in Sendai])、ゲッティンゲン大学(Göttingen)および大阪大学(Osaka))からなる大学アライアンス(alliance )で、研究者および学生の交流、共同研究の推進、サマースクール等の開催など日独大学間の交流を推進することを目的として、2010年に結成されました。

 

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